あの日を乗り越えて(台湾ドラマ)

あの日を乗り越えて　放送局・放送時間
　　BS日テレ　2011年放送

あの日を乗り越えて　公式サイト
　　BS日テレ - 華流ドラマ「あの日を乗り越えて」番組サイト

あの日を乗り越えて　ストーリー
17歳のユーチンは、風災で家も家族も、全部失ってしまった。何事にも再び興味を示すことはなく、生きる情熱を失っている。彼女には理解できないのだ。なぜたった一人だけこの世界に取り残されたのか。だから、この世界から心を閉ざしてしまおうと誓った。しかし運命は、逆に彼女を台湾内で最も雨の降る場所へ来させた。叔父一家と同居するためだ。降りやまない雨はユーチンの心のストレスを増加させる。雨が降ると、またどこかで何か起こるのではないかと、毎回彼女は心配になる。
17歳のアーハイ(阿海)は雨の多い台湾東北部の海岸沿いに住んでいる。ここは1年365日のうち300日は雨が降っている場所だった。一般的に考えれば、'人々の心はここでは確実に日々輝いてる'という状況にはならない土地だろう。しかし、小さい頃から家族に愛されて幸せに育ってきたアーハイにとっては楽しむことは簡単で、一番好きなサックスをただ吹くだけで、全ての事は煩わしくなくなる。あの日の午後、大雨の中で、謎めいた女の子ユーチンが彼の家の果物配列棚に、自転車で突っ込んでくるまでは…。
アーハイは今までこんな人に会ったことがなかった。人の家に突進してきて何も言わず、倒れて転んだのに、呻くことも傷口を見ることもなく、ただ地面に転がった鞄を一生懸命ひっくり返す。その慌てて絶望的な様子は、まるで喘息の発作を起こした病人が、気管用噴射器を探しているようなものだった。こんなに重要で探さざるを得ない物って一体何なのか。
その謎の物体が解き明かされる。ヘッドホンだ。彼女はヘッドホンを取り出すとすぐ付け、倒れた狼狽も大雨もまるで存在しなかったように、自身の世界に入り込んで行った。
その後、アーハイは彼女が新しい転校生だという事を知る。この土地は毎日雨が降るが、ユーチンは出かける時傘を持たず、ヘッドホンを必ず耳に付け、まるで雨の降る音を聞くのを恐れているかのようだった。
そんな時アーハイは偶然、ユーチンがサックスを吹けるのを知る。彼女の吹くサックス（父親が生前予約購入していた形見）の音色は、アーハイが今まで聴いた事がない音色で、理解するのが難しい、でもそれによって人に忘れ難い印象を残すものだった。そこでアーハイは管弦楽クラブにユーチンを誘ったのだが、彼女は逆に慌てて逃げてしまった。
この女の子の背景には一体どんな物語があるのか。アーハイは無意識にユーチンの後を追い始め、一歩一歩、彼がこれまでに想像した事もない人生に踏み込んで行くことになった。

あの日を乗り越えて　あらすじ
　　第01話あらすじ
　　第02話あらすじ
　　第03話あらすじ
　　第04話あらすじ
　　第05話あらすじ
　　第06話あらすじ(最終回)

あの日を乗り越えて　出演者
　　ジエン・マンシュー
　　チャン・シューハオ
　　チャン・チエ
　　コー・シューチン
　　ウー・ポンフォン

あの日を乗り越えて　スタッフ
　　プロデューサー：呉建豪、洪天祥、百峰
　　監督：チェン・フイリン

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